雨を迎え撃つ
2026-06-18 ・ 再生24分 ・ 読了4分
#130_2026梅雨入り!雨天時ツアーで注意すべきことは?
⚡ この回で得られること
- 屋外ツアーは降水確率70〜80%+大雨予報が重なったらキャンセルが安全側の選択になる
- 雨天3〜4日前にゲストへ状況を伝えておくと当日の落胆を事前に和らげられる
- 欧米には傘をさすのが恥ずかしいという文化があり、雨具持参を明示的に案内する必要がある
- レインコートのまま屋内やタクシーに乗る行為は理由を添えて伝えると素直に納得してもらえる
- 薄型折りたたみ傘・防水靴・防水スプレーがガイドの梅雨3種の神器
1. 梅雨に入ったその日に
2026年の関東梅雨入りは6月7日。例年どおりの幕開けとともに、雨天ツアーの話題が始まった。
今日のテーマは2026年梅雨入り、雨天時ツアーで注意すべきことです。
収録が6月10日ですが、関東は6月7日、3日前に梅雨入りしました。例年通りであれば7月20日ごろまで続くそうで、1ヶ月半は梅雨を覚悟しないといけないですね。
僕はちょうど昨日まで広島から四国へ渡るしまなみ海道をサイクリングしてきたんですよ。「梅雨が始まる前に気分転換がてら走ろう」と思って行ったら、2日間大雨でした。
雨で逆に良いこともありますよね。混んでる店が並ばずに入れたりして。
そうそう。いつも並んでる店が全部並ばずに入れて、美味しいものをいっぱい食べられました。
2. 屋外ツアーと雨の重さ
屋内か屋外かで、雨のダメージはまるで違う。ヨシは雨によってキャンセルすることも多い。
僕はそもそも雨だからといってそこまで変わらないかな、という感覚で。秋葉原は基本的に店舗内メインなので。ヨシさんはどう捉えてます?
雨って大変だなと思っていて、キャンセルすることも結構多いですよ。
築地市場のツアーは1〜2時間ずっと外ですし、食べ物を片手に傘を持たないといけない。本来はスマホで写真を撮りたいのに傘で一方の手が塞がってしまう。
明治神宮のツアーでも1時間以上歩くので、雨があるとツアー全体の印象がよろしくなくなることがある。晴れの時を100としたら、雨だと満足度がだいぶ目減りしてしまいます。
3. 2段階の事前コミュニケーション
キャンセルするかどうかより、事前に「雨の日のツアーに参加するんだ」という意識を持ってもらうことが先。
僕の場合は2段階ですね。まず1週間前から天気予報をチェックして、雨になりそうなら3〜4日前にメッセージを送ります。「ツアーを楽しみにしているよ。ただちょっと雨の予報が出ていて、外を1時間半歩くことになるので、日程変更するのもありだし、やるならやるで覚悟を聞かせてほしい」と。
やっぱりやりたいとなれば、それだけモチベーションが高いということ。なにより事前に伝えておくことで、ツアー当日になって「雨じゃん」という気持ちの落ち込みを防げる。期待値のコントロールですね。
2段階目は前日です。「ツアーをやります。ただ雨なので雨具は必ず持ってきてください」と。近くのコンビニやドラッグストアで傘が買えることも一緒に伝えると、みんなしっかり持ってきてくれることが多いですね。
キャンセルの基準は、降水確率70〜80%プラス大雨予報が重なったらキャンセルします。ゲストの安全もありますし、大雨ではどうしてもテンションが下がってしまう。アルバイトガイドさんのモチベーションも考えると、そこは正直に動けないと伝える方がいい。
4. 傘をささない外国人と屋内マナーの壁
欧米では「傘をさすのはダサい」という文化がある。知らずに受け入れると思わぬ摩擦が生まれる。
イギリスなど欧州では「傘をさすのがダサい」という感覚があって、ちょっとの雨なら傘なしで歩くのが普通らしいです。コンビニに傘が売っているということ自体、知らない人も多い。
逆に傘の代わりにレインコートを着ている人は多いですよね。でもそれを着たまま屋内に入ると濡れてしまう。
居酒屋でレインコートのまま席についてしまう人や、お土産屋さんで水滴を滴らせながら動き回る人もいます。タクシードライバーさんに聞いたんですが、濡れたままタクシーに乗られるとシートカバーを毎回替えないといけないとも言っていて。
だから乗る前に水気を払ってもらうよう伝えると「そうなのか、知らなかった」という反応になる。言われなければわからない部分なので、こちらから伝えないといけないんですよね。
5. ガイドが橋渡す「察する」文化
日本の「相手を思いやる」という感覚は世界でも特別な能力。ガイドはその橋渡しをする存在。
日本人の「相手を思いやる」能力は抜きん出ていますが、それを当たり前だと思ってはいけない。ガイドとして日本と海外を橋渡しする立場として、伝えるべきことはちゃんと伝えないとダメですね。
ただ言い方が大事で、「ダメだよ」じゃなくて「こうした方がいいよ、なぜならば」と理由を添えると、みんな納得して守ってくれます。日本人が当たり前と思っていることでも、想像がまだ届いていないだけで、理由がわかれば素直に従ってくれる人が多い。
言わなくても分かってくれるだろうではなくて、しっかり注意をするということですね。
6. 梅雨のお役立ちアイテム3選
傘・靴・スプレー。揃えておけば梅雨も夏のスコールも怖くない。
ガイドとして年中カバンに入れているのが、薄い折りたたみ傘です。「ウォーターフロント」というメーカーのもので、ドラッグストアで1000円前後で買えます。コンビニのビニール傘は今や700円〜2500円もして足元を見られる値段なので、事前に用意しておく方がずっとお得。梅雨だけでなく夏の突然のスコールにも役立ちます。
もう1つは防水靴。全部ゴムでできていて浸水しないタイプのもの。靴が濡れたままツアーを続けると体力と集中力が削られるので、これが1足あるだけで全然違います。
あとは防水スプレー。カバンや普通の靴にかけておくと、急な雨でも耐えられる時間を伸ばせますし、汚れ防止にもなります。数年単位で使えるので、1本持っておくと便利です。
梅雨を超えたら今度は猛暑が待っているので、次は猛暑対策回ですかね。
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