15.5%は値上げじゃない
2026-07-17 ・ 再生13分 ・ 読了3分
#144_【深掘り解説】Airbnbサービス料改定で勘違いしがちなポイントは?
⚡ この回で得られること
- 分割型と固定型の2種類の料金体系が2026年9月15日に15.5%へ一本化される
- ゲストが払っていた平均14%の手数料は統合後に消え、ゲスト総支払額は下がる
- ホストは料金を約12%値上げすればゲスト負担は従来と同じに保てる
- 複数サイト併用ホストは最初から15.5%なので実質影響なし
- 今回の改定は値上げでなく料金表示を分かりやすくするための統一化
1. Airbnbには2種類のサービス料があった
ホスト3%と固定型15.5%——どちらを選んでいるかで今回の影響が変わる
今日のテーマはAirbnbのサービス料改定。コミッションがこれまで国ごとにバラバラだったが、15.5%に世界統一される。日本では15%→15.5%と0.5%の微増。
Airbnbのサービス料には2種類ある。①分割型:ホストに3%、ゲストに平均14%を個別に請求。②固定型:ゲストには請求せず、ホストだけに15.5%を請求。
AirbnbラヴなホストはAirbnb専業なら3%の分割型が使え、booking.comや楽天・じゃらんと併用している「浮気型ホスト」は最初から15.5%の固定型というのが実情だった。
2. ゲストが払っていた「隠れた14%」
ホストが設定した価格と、ゲストが実際に払う価格がずれていた
ゲストに手数料を請求するのはAirbnbだけなんですか?他のOTAは?
booking.com、Agoda、楽天、じゃらんといったOTAはすべてホストだけが手数料を負担する仕組みで、ゲストへの追加請求はない。Airbnbの分割型はその点で異質だった。
ホストが3%のとき、ゲストからも14%取っているなら合計のほうが高くなりますよね?
そうです。分割型は実質17〜18%で固定型(15.5%)より高い。しかもゲストが予約時に突然14%が上乗せされた価格を見るため、ホストの設定価格と違う金額をゲストが支払っていた。これが混乱の根本原因。今年1月からAirbnbの検索画面では総額表示に変わっている。
3. Airbnb公式動画が示した解決策
設定額=ゲスト表示額——シンプルな新体系
料金を100ドルに設定するとゲストには115ドル表示、ホストの受取は97ドルだった。これを解消するため、サービス料を1本化して15.5%に統合する。新体系では115ドルで設定すればゲストにも115ドルと表示される。Airbnbアプリのお知らせ→カレンダーから料金の自動調整ツールも用意。日本の移行期日は9月15日。
要は「ホストが設定した価格=ゲストに見える価格」に統一される。分かりやすくするためだけの変更。
4. ネットのパニックは誤解から来ている
「3%→15.5%の値上げだ!」——この理解は間違い
ネットでは「値上げだ」「ホストをいじめている」「簡素化と称してごまかしているだけ」といった声が溢れている。3%から15.5%になるから値上げと取っている人が非常に多い。
しかし実際は逆。ゲストが払っていた14%がなくなるので、ゲストの総支払額はむしろ下がる。ホストも約12%値上げすれば従来の受取額を維持できる。
その12%の値上げをしてもゲストへの請求は増えない。14%分が消えるので、値上げ後のホスト設定価格でもゲストの実質負担は変わらない。
5. ホストが取るべき行動はシンプル
パニックにならず、アプリで1回調整するだけ
私自身はもともと複数サイト併用の固定型15.5%ホストなので、今回の変更による影響は実質ない。
今回の改定で伝えたいのは一点だけ。値上げでも何でもないし、ホストをいじめているわけでもない。分かりやすくするためだけ。ただ以前の分割型でゲストへの料金が不透明だったこと自体は問題で、AirbnbはもっとはっきりNGだったと説明すべきだった。
リスナーへのメッセージ:パニックにならず、アプリの指示通りに料金を調整すれば何も損しない。詳細はAirbnb公式の「サービス料の簡素化」ページと添付動画を参照。
🔗 参考リンク
- Airbnbサービス料の簡素化www.airbnb.jp/resources/hosting-homes/a/airbnb-771=Airbnb
- 問い合わせ/各種情報HPminpaku.yuukipodcast.com/X:https://x.com/minpaku_radioInstag
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